ロイテリ菌について詳しく知らない人は、副作用に関しても心配なところがあると思います。
口内環境を大切にしたい年代は限られているわけではなく、子供・大人・高齢者すべての年代で口内環境は整えておきたいですよね。
ですがロイテリ菌はどんな人が摂取しても大丈夫かどうかが気になりますよね。
もし副作用があったら・・・というのが不安でロイテリ菌を購入することができないという人も少なからずいるかもしれませんので、ロイテリ菌の副作用について調べてみました。
そもそもロイテリ菌ってどんなもの?
ロイテリ菌とは、80年代~90年代初頭に見つかったものです。
アンデスの高山地域に済む女性の母乳から見つかった、ヒト由来の乳酸菌です。
正式名称はラクトバチルス・ロイテリ(Lactobacillus reuteri)で、今も研究が続けられています。
その研究の結果、さまざまなことがわかってきました。
通常の乳酸菌よりも口内環境の改善に優れていて、虫歯や歯周病などの口内トラブルの改善・予防にとても効果的なのがロイテリ菌です。
具体的な効果としては、虫歯菌を抑制して虫歯を予防する効果、
口臭の原因菌を抑制して口臭を改善する効果、などが期待できます。
この他にも研究によっていろいろな効果があることがわかっています。
ロイテリ菌に副作用はあるの?
先ほども書いたように、ロイテリ菌はヒト由来の乳酸菌なので、副作用もありません。
それも成人に限らず、小さいお子様から高齢者の人まで安心して摂取できるというのがこのロイテリ菌です。
海外では90以上の国と地域でロイテリ菌が使われており、小児科医や産婦人科などの、医療機関でも採用されているようです。
毎日の歯磨きだけでは不十分な口内ケア。
なので歯磨きにプラスする形でロイテリ菌配合のサプリメントを使用するといいでしょう。
特に高齢になればなるほど口内の健康は衰えていってしまいますので、早め早めの対策を心がけるといいでしょう。
ただし保存方法には注意が必要
ただしロイテリ菌の保存管理は厳重です。
適切な保存管理下でなかった場合、体調を崩してしまうかもしれません。
冷蔵保存し、光を遮断する袋の中で管理することが適切です。
ロイテリ菌は環境に非常に敏感な成分なので、保存方法は大切です。
ロイテリ菌の由来
ロイテリ菌の副作用を語る上で外せないのが【由来】
ロイテリ菌は元々、どこで発見されたものなのかご存知ですか?
その答えは【アンデス地域に住む女性の母乳】です。
1980年代に発見されました。
なぜ日本やアメリカ、ヨーロッパの女性の母乳から見つからないのに
アンデス地域では見つかったのか?
それは【社会からの隔絶】が1つの理由とされています。
自然のままに生きるアンデス地域の女性だからこそ、ロイテリ菌が存在したと言えるのです。
この通り、ロイテリ菌は元々【ヒト由来】のもの。
だからヒトが摂取する際に、副作用が起こることは考えづらいのです。
ロイテリ菌を摂取するときの注意点は?
ではロイテリ菌を摂取するときの注意点はあるのでしょうか?
そういったことも詳しく調べてみました。
ロイテリ菌配合のサプリメントはいろいろ販売されていますが、その商品によって目安量が決まっていると思います。
なのでその商品の目安量をなるべく守るようにしたほうが良いでしょう。
ロイテリ菌は乳酸菌ですので、乳酸菌でお腹を壊しやすいと言う人は、まずは少ない量から始めて、徐々に量を増やしていくというやり方のほうが安全かもしれません。
ロイテリ菌配合のサプリメントは小さなお子様も摂取できるものが多いと思うので、味が嫌いでなければ、お子様にも食べさせてみてはいかがでしょうか?
ただロイテリ菌を摂取しているからと言って、歯磨きを怠ってもいいというわけではありません。
ロイテリ菌配合のサプリメントは口内環境を整えてくれる効果はありますが、歯磨きの変わりにはなりません。
なので毎日しっかり歯を磨いて、食べ物のカスや歯垢などをしっかり取り除きましょう。
ロイテリ菌配合のサプリメントは歯磨きのあとに摂取するのがオススメです。
砂糖は入っていませんので、摂取したあとに歯磨きをする必要はありません。
またロイテリ菌のサプリメントを摂取したあとに、マウスウォッシュを使用するのはやめましょう。
マウスウォッシュによってロイテリ菌が殺菌されてしまい、ロイテリ菌の効果がなくなってしまいます。
どうしてもマウスウォッシュを使用したい場合は、マウスウォッシュの使用後30分ほど時間を空けてから、サプリメントを摂取するようにしましょう。